イヴォークが納車されて三ヶ月、夏休みもあってたくさん走り5,000kmは走ったでしょうか。おおきな不満なく大満足、人の車がうらやましくなくなったというのも新しい感覚です。
ヒエラルキーの階層構造からの離脱
マイカーヒエラルキー、いつかはクラウンに代表される、階層構造。例えばトヨタで言えば、カローラ→コロナ→マーク2(マークX)→クラウンみたいなのがあり、かつ、加味すべき情報として「部長より高い車に乗るな!」みたいなのも意識しなくてはなりませんでした。
そこでクロカンとか乗り出すと一旦ヒエラルキーからははずれて「あの人はキャンプ好きだから」みたいなので許されるわけです。メーカーでもBMWでいえば、なんで1なの?3よりは5みたいなのがあるでしょう(5まで行くのは大変で通常の個人では3で十分な気がします)。
そこをはずれたランドローバーというグルーピングになるのでまったく何も感じなくなりました。その中でも、レンジローバー、ランドローバーシリーズなどあるのでしょうが、一般的に見たときにはあまりその差はわかりません。
このクルマがいいから他がいいなと思わない
おそらくアルファロメオ、フィアットにもこういうのがあって、日本での車の種類が少ないのとグレード、価格が一般の人から見たら価格帯がわからないことから、所有者本人にも、近所のみなさん、道ですれ違う人にもよくわからないものになるのだと思います。なのでヒエラルキーがない。
結局のところ比べるものが少ないために、それが好きか嫌いか、いいかわるいかだけが判断基準になり、比べなくなります。マーチなの? フィットなの? ヴィッツにするの? 見積もり比べて決めるから、Audi A1がいい、FIAT 500Cがいいになったら、もう500Cしかないわけです。
周りを気にせず長く乗れそうな気がしています。